1階建てと15階建ての「明暗」

2011.12.19

マンション、オフィスビルなどは建築基準法や消防法によって、基本的に高くなればなるほど規制が厳しくなり、建築費もアップします。節目になるのは、31メートル、45メートル、60メートル。それぞれの高さを超えると基準が厳しくなり、工事費も割高になります。最近では高さ60メートルを超える超高層マンションも珍しくありませんが、それでもあのようなタワーマンションはまだ一部に過ぎません。多くのマンションは建物高さが45メートル以内になっています。

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この45メートル以内のマンションは、通常14階建てか15階建ての2種類。建築基準法上では、どちらも合法です。しかし、購入者への配慮、という点では、前者の14階建てのほうが検討に値するマンションとなるのです。一体、何故でしょうか。答えは階高に関係があります。そう、同じ高さでも15階にするよりも、14階建てのほうがワンフロアあたりの高さに余裕が生まれ、階高は約3メートルを確保できる計算になるのです。これなら、二重床・二重天井を採用しても天井高2・5メートル程度にはなりそうです。良識ある売主なら居住性を優先して14階建てを建てるでしょう。しかし、それでも15階建てを選択する売主がいる理由は、もちろん同じ容積の中でワンフロア多くつくることができて、その分、専有面積、つまり売り面積を増やせるからです。中規模程度のマンションを検討する際は、物件概要の地上階数をチェックしてください。14階と15階では「14」に軍配が上がるのです。